2012年03月10日
映画はやぶさ、つらいけど、価値の無い技術を直視して、日本の技
現代は、21世紀、 映画「はやぶさ」の価値が、わかりません。 文系とか、理系とか、関係ありません。 第2次世界大戦時、ドイツで実用化された、V2ロケットは、世界初の大陸間、中距離弾道弾となって、なんと、1tもの弾薬を、高度1万メートルまで、打ち上げました。 現在から、既に、65年前に、液体燃料を高圧に圧縮して、推進力を得る技術は、確立していました。 当時のV2ロケットは、なんと、垂直に離陸しており、日本は、この推力が完成するまで、1970年頃まで、傾斜した発射台から、花火のように打ち上げるのがやっとでした。 戦後、V2ロケットを開発したフォンブラウンは、米国に移住し、月着陸を成功させ、繰り返して持ち帰った石が、地球と同じであったことは、有名な話です。 そうです、 人類は、既に、40年前に、有人にて月に、何度も着陸していて、さんざん、元素分析をやりつくしていたのです。 もっと、すごいのは、ロシアです。 フォンブラウンの先輩たちを、戦後、ロシアに連れ帰り、 ・1957年には、世界初の人工衛星、 ・1960年代には、スプートニクによる地球の衛星軌道を周回することに成功しています。 もっと、驚くほどすごいのは、 地球の衛星軌道上に、1980年代から、宇宙ステーションの建設を開始し、 現在では、米国、ロシア共同で、1年間、宇宙に滞在することを可能にしました。 100トンを超える機材を、成層圏に送り、太陽光発電、軌道修正装置、全ての地球上の解析装置が搭載され、地球を回っています。 もちろん、 もちろん、ですよ、 宇宙空間を浮遊する無機物、有機物の痕跡を示す塵など、 もう、既に、20年間も研究し尽くされているのが現状です。 日本人は、目を覚ますべきです。 はやぶさを、批判するつもりは、全くありません。 真空中にガスを放出して高周波を印加すると、ガスが電離して、推力が得られます。 イオンエンジン、 知らない人に、30年以上前から活用され、あたりまえの技術を、独自であるかのように、報道しています。 日本の技術の現状は、こんなものです。 お金だけでなく、 創造力が足りないのでは、ないでしょうか。 こんな茶番以下の技術、先の戦争を始めた日本人の理屈と同じではないでしょうか。 政府、官僚、大学の保守的な教授、 極めて、怒り心頭です。 今日は、墨田区で、米国による、無差別爆撃による大空襲の慰霊祭が行われています。 B-29のエンジンは、ターボチャージャーで、日本の戦闘機が到達できない、高高度から焼夷弾を投下しました。 戦闘機が、B-29の高度に達しても、 エンジンの熱排気量が過大で、近づくことも、できず、10万人以上が亡くなりました。 無価値の研究、 ハヤブサだけでなく、一度、全てを廃棄すべきだと思います。 そして、ロシア、米国に対して、技術的優位性を、国家戦略として、どこに設定するか、真摯に議論すべきだと思います。 現状の日本は、 技術力、 工業力、 生産力、 革新的な創造力、 において、70年前となんら変わらないことを認識しなければ、 増税で、日本は、滅んでしまいます。
Posted by hbjwyrphmc at 14:05│Comments(0)